一覧に戻る文学・評論ぼくの宝物絵本穂村弘幼い日に出会った絵本の記憶を、歌人が一冊ずつ手繰り寄せるように綴ったエッセイ集。赤い頭巾を被って数冊の絵本を胸に抱える少年と、その足元に寄り添う狼の絵画が、深い森と黄色い小花とともに表に据えられる。クラフト紙を思わせる素朴な地色、四隅にテープで留めたような演出、白く細い書体のタイトルが、誰かのスクラップブックを覗き見るような親密さを宿す。物語と私的な記憶のあわいを、装丁そのものが静かに肯定している。About出版社白泉社出版年2010年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁ミルキィ+イソベ+ステュディオ・パラボリカ装画酒井駒子Amazonで見る