
子どもがシェフと出会い、料理を通じて命や生きることに触れていく物語。帯には「料理と命の物語」「作ろう! ふたりで本当においしい料理を」とあり、登場するレシピも添えられている。表紙は上部に芥子色の帯を敷いて手書き風タイトルを大きく置き、下部には細密なペン線と淡い彩色で描かれた厨房の場面が広がる。煉瓦の床、棚に並ぶ器、吊り下げられた鍋、若木の脇でテーブルを挟む二人の姿が、絵本というより図譜のような落ち着いた密度で組まれている。鮮やかな黄と土の色調が、物語の温度をそのまま伝える装丁。
著森川成美、槙えびし
装丁アルビレオ
装画槇えびし
くもん出版 / 2018年
絵本・児童書