一覧に戻る文学・評論喪を明ける太田忠司喪が明ける」ではなく「喪を明ける」——受け身ではなく、自ら区切りをつけようとする静かな意志が、題に込められている。表紙は、夕焼けとも夜明けともつかぬピンクの空を背に、ビル群を望む二人の後ろ姿をフラットな色面で描いたイラスト。年の離れた二人と思しき肩の並びが、それぞれの来し方を想像させる。明朝の太字が空に据えられ、街を見下ろす沈黙が、表題の含意とそのまま重なって響いてくる。About出版社徳間書店出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鳥井和昌装画sakutaroAmazonで見る