一覧に戻る文学・評論陽だまりの果て大濱普美子時空や他者との隔たりを超えて訪れる、懐古と眩惑に彩られた幻想譚六篇を収めた短篇集。落ち着いた苔色の地に、ガラス鐘の内で古い書物の上から蔓を伸ばす植物のモノクロームな細密画が静かに据えられ、縦書きのタイトルと著者名が余白を控えめに分かつ。透明な硝子に閉ざされた小さな世界という佇まいが、静謐でありながら内側に生と衰と哀を抱える物語の質感を、そのまま映し出している。About出版社国書刊行会出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子装画武田史子Amazonで見る