一覧に戻る文学・評論トーベ・ヤンソン短篇集 黒と白フィンランドの作家による短篇集。線描とごく限られた色で構成された絵が、白地の上に淡々と置かれている。黒いコートの男が赤い額縁と絵を抱え、背後には黄色の輪郭で描かれた彫像や文字がうっすらと重なる。緑のスカーフ、青いズボン、足元の小さな生き物まで、色は要素ごとに一色ずつ差されるのみで、線そのものの気配が前に出る。タイトルは右側に縦組みで、明朝の細い字面が画の余白に静かに馴染む。物語の影と光、ユーモアと不穏を、刷り色の少なさが受け止めている。About出版社cozfish出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装画トーベ+ヤンソン彩色祖父江慎(cozfish)Amazonで見る