
DRINK & THINK 強い酒、考える酒。」と題された、酒をめぐる思索の特集号。14人が語る思い出の一杯と、強い酒への入門が誌面を編む。表紙はオフホワイトの地に、深いボルドーブラウン一色で描かれる。手描き線のロゴと、頬杖をついて瓶とグラスを前に物思いに沈む小さな熊のイラスト、そして整然と組まれたサンセリフの「DRINK & THINK」。色数を絞り、余白をたっぷりと残した抑制された画面が、酔いの饒舌よりも沈黙のひとときを掬い上げる。一杯を前に思考が深まる、その静かな時間の手触りを表紙そのものが先取りしている。
装丁藤本やすし
カバー写真森山大道
マガジンハウス / 2016年
雑誌