
東京の建築を「構造」という視点から読み解くガイドブック。実際に街を歩いて建物を見にいくための一冊で、140作品・71マップを収録するという情報が表紙にも記されている。上半分は白地に黒い細線で描かれた高層ビル群のイラスト、下半分は鮮やかな水色のベタ面で塗り分けられ、線画の街並みを背景に小さな人物が見上げる構図が街歩きの視点そのものを示す。タイポグラフィは英文と和文を整然と積み上げ、赤い丸窓と縦組みのキャッチが軽やかなアクセントになる。図解的な装丁が、構造を読む眼差しを誘い出している。
装丁本庄浩剛
装画佐原周平
SOUP DESIGN / 2013年