一覧に戻る文学・評論さんかく山のマジルー―真夏の夜の夢真夏の夜に見る夢のように、ひとりの少年をめぐる不思議な物語が立ち上がる。三角形の山の頂で両手を広げる小さな人物、その背に広がる黄色い光と群青の海。表紙はクレヨンや色鉛筆を思わせる子どもの絵のような筆致で、スイカ、ハート、花、魚といったモチーフが画面いっぱいに散らされ、手書きの墨文字のタイトルが軽やかに躍る。素朴で原初的な絵の力が、物語の夢の温度をそのまま手渡してくれる。About出版社ポプラ社出版年2009年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁山下可絵装画荒井良二