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ルンタ
文学・評論

ルンタ

山下澄人

ルンタはチベット語で風の馬を指し、祈りを乗せて駆けるものの象徴とされる。山下澄人の散文は、記憶と土地、人と動物の境界を揺らがせながら進んでいく。表紙には粗いタッチで塗り重ねられた黒い塊が、耳を立てた獣の影のように白地のうえに浮かぶ。題字は青、著者名は朱で、いずれも手書きの線がたどたどしく揺れている。荒い素描が、輪郭の定まらぬまま駆け去ろうとする何かを紙に留めようとする身ぶりに重なる。

About

出版社
講談社
出版年
2014
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

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