一覧に戻る文学・評論雨音は、過去からの手紙富良野馨深い緑に包まれた洋館の前に佇む白いワンピースの少女と、宙を舞う数枚の古い手紙。過去から届く言葉と再会の予感を、雨上がりのような柔らかな光で描く一篇。装画はみずみずしい水彩と淡い虹のグラデーションで構成され、背景の屋敷と樹々の緑が少女の白を際立たせる。タイトルは縦組みの明朝で枠取りされ、帯の「また、逢いに行く」のコピーが手書き風に大きく踊る。雨の記憶と手紙という二つのモチーフが、画面全体の湿度と光に静かに溶け合っている。About出版社マイナビ出版出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Amazonで見る