一覧に戻る文学・評論エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]荻原規子エチュード春一番」連作の第三曲、幻想組曲に〔狼〕を冠した一篇。表紙には白い大きな狼と少女がほぼ同じ背丈で寄り添うように立ち、両者のあいだに静かな信頼が流れている。背景は緑・青・紫・黄の絵筆が縦に走る抽象的な筆致で、春の風や光のうつろいを思わせる。題字は沈んだ茶の縦組み、著者名のみ淡い桃色の帯に置かれ、幻想性と文庫らしい落ち着きが同居する。少女と獣の物語をやわらかく受けとめる装い。About出版社KADOKAWA出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画丹地陽子Amazonで見る