一覧に戻る未分類黒猫の刹那あるいは卒論指導若き美学者「黒猫」と教え子の対話を軸にした連作短篇の一冊で、卒論指導の場に行き交う思索と刹那の情を綴る。表紙はやわらかな水彩で、菱形を編んだ淡黄の壁紙を背に、本を抱く女性と脚立に立つ青年、中央に座す黒猫を配する。宙には幾つもの鳥籠が浮かび、内に書物と赤い実が覗く。閉じた籠と開いた頁、静かに見上げる猫の視線が、知と物語の往還を象って結ぶ。About出版社ハヤカワ・デザイン出版年2013年判型文庫ジャンル未分類Credits装丁ハヤカワ装画丹地陽子