一覧に戻る未分類残ってる初夏の光のなかで紫陽花の葉に半ば隠れ、こちらを静かに見つめる一人の女性。日常の延長線上にある記憶や感情のかけらを、言葉でそっと留めようとする一冊と思われる。表紙は人物写真をそのまま大きく載せ、青いノースリーブと葉の緑、ぼかされた背景の光が涼やかなトーンを作る。タイトルは下部の白い余白にやわらかな明朝で控えめに置かれ、文字より写真に語らせる構成。ふと立ち止まった時間が、ページの中にも「残ってる」ように感じられる装丁である。Aboutジャンル未分類Credits装丁佐藤亜沙美(サトウサンカイ)