一覧に戻る文学・評論料理人ハリー・クレッシング+一ノ瀬直二(訳)とある町に現れた一人の料理人が、卓越した腕で人々の暮らしと運命を静かに掌握していく寓話的な物語。深い緑の壁と紫がかった床、ざらりと粒立つ印刷の質感のなかに、長い白帽のコックが小さな椅子に腰掛けている。顔の判然としない人物像から床へと伸びる長い影が、穏やかな配色に不穏さを忍ばせ、物語の底に流れる支配と従属の気配を静かに引き受けている。About出版社ハヤカワ・デザイン出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁ハヤカワ装画都築まゆ美Amazonで見る