
めがねを軸に、装いと顔まわりの関係を読み解く一冊。タイプ別の案内、スーツとの相性、オーダーメイドの実力、Style Snapやトリビアまで、めがねを「替える」ことで世界が変わるという視点を一冊に編み込んでいる。表紙は白を基調に、丸眼鏡と黒縁眼鏡をかけたふたりがテーブル越しに腰掛ける一枚を大きく配し、サンセリフの小文字ロゴと縦組みの仮名「めがね迷子は、こちらへ。」が余白を静かに区切る。日常の温度を保った写真と、抑制の利いたタイポグラフィの間合いが、めがね選びの楽しさを落ち着いた手つきで差し出している。

装丁D.K.M.D
D.K.M.D / 2015年
雑誌