一覧に戻る文学・評論月光の誘惑赤川次郎死を思い灯台へ向かった高校生の美紀は、崖から身を投げた女性が残した赤ん坊を涼子と名づけ、娘として育てる。十六年後、修学旅行中の事故で命を落とした男が「りょう子」を探していたと聞かされ、封じたはずの過去が母娘の日常へ戻ってくる。出生の秘密と母娘の絆をめぐるサスペンス。淡い月光を思わせる青の画面に、楽譜を抱く少女と大きく分解された題字を重ねたカバーは、静かな肖像の内側に潜む記憶の亀裂を視覚化している。About出版社徳間書店出版年2026年判型文庫判(148×105mm・416ページ)ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画あおのこ