
音楽家・俳優として活動する著者が、各界の表現者たちと交わした対話を収めた一冊。落語家、ミュージシャン、芸人、漫画家ら多彩な顔ぶれを迎え、雑談という形式の中から創作観や生き方が浮かび上がる。表紙は白地を大きく取り、右半分に「星野源雑談集1」の太い明朝体を縦組みで据える。左下には著者本人の笑顔のポートレートが配され、その横に対談相手の名前が小さな縦書きで連なる。タイポグラフィと写真の余白で構成された静かな画面が、肩肘張らない対話の親密さを予感させる。

著谷津矢車
装丁五十嵐徹
装画山本祥子
中央公論新社 / 2022年
文学・評論