
働く場所そのものを設計の対象とする小さな設計・建築事務所の仕事と空間を紹介する一冊。住宅、リノベーション、店舗など、それぞれが手がける建築の実例とともに、自らのアトリエに表れる思想を伝える。表紙は、断面図のように描かれた多層の建物のイラストレーションが中心に据えられ、観葉植物、屋上緑化、軒下のテーブル、行き交う人々が細やかに配される。黄色い垂れ幕の英文タイトルがアクセントとなり、白い余白とゴシック体の和文タイトルが軽やかにまとまる。働く場の楽しさを、紙面の上にも立ち上げようとした装丁。
著寺田克也
装丁祖父江慎+藤井瑶
パイインターナショナル / 2019年
アート・建築・デザイン