一覧に戻る文学・評論私のイサベルElisabeth+Norebäck+奥村+章子失った娘」と再会したかもしれない母——その確信と疑念のあいだで揺れる物語。表紙には淡い藤色のヴェールに包まれた若い女性の顔が、粗いモザイクで複数並ぶ。輪郭が滲み、面影は近づくほどに確証を失う。中央を縦に貫く黒い和文タイトルだけが、ぶれない一本の声として通る。底辺のクリーム色の帯と小さな番号印が、長く続くポケットミステリの系譜にこの一冊を静かに置く。About出版社早川書房出版年2019年判型新書判 (103×173mm)ジャンル文学・評論Credits装丁水戸部功Amazonで見る