
火薬や金属、医薬、エネルギーなど、化学が文明と歴史を動かしてきた事実をたどる入門書。研究者やビル群、ピラミッド、ロケット、星々といったモチーフを、線画のイラストで六角形=ベンゼン環を思わせる枠のなかに並べ、薄いブルーの地に黄色をベタで敷くことで、化学式の図版のような明快さと、教科書を離れた軽やかさを同時に立ち上げている。題字は黒のゴシックで端正に組まれ、知的好奇心を煽る入り口として図像と均衡している。
著読書猿
装丁吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) DTP+吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)+シンク
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ダイヤモンド社 / 2020年
ビジネス・経済