一覧に戻る文学・評論変身KafkaFranz+川島隆ある朝、目覚めると巨大な毒虫に変わっていた男と、その家族の崩壊を描いた20世紀文学の代表作。新訳と詳細な解説により、不条理の古典に新しい光を当てる一冊。表紙には、薄暗い室内で半開きになった白いドアの先に、さらに閉ざされた扉が連なる絵画が用いられている。木の床に落ちる影、くすんだ青灰の壁、わずかに射し込む光の階調が静かに重なり、奥へ進むほど不穏さが増していく。和文タイトルは余白を多くとった明朝体で控えめに置かれ、絵の沈黙をそのまま読者の側へ滑り込ませる装幀となっている。About出版社KADOKAWA出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜Amazonで見る