![[現代版]絵本 御伽草子 うらしま](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fbgutgfpjlsaxdprarhhr.supabase.co%2Fstorage%2Fv1%2Fobject%2Fpublic%2Fcovers%2F9123ec15-420d-4216-a5b2-c1935762c568.webp&w=3840&q=75)
御伽草子の「うらしま」を、現代の言葉と絵で読み直す一冊。白地に黒一色の細密なペン画で、長い髪の少女ふたりが向かい合い、頭上に亀の甲羅が架かって門のような構図をつくる。衣や髪には珊瑚、貝、海藻が緻密に絡みつき、画面の下半分は海底の繁茂へ静かに溶けていく。題字は縦組みで余白に置かれ、右下の赤い星型シールだけが鮮やかに浮かぶ。古い物語の入口を静かに開く扉のような佇まいで、海の底から立ち上る幻想の気配を線の一本一本に閉じ込めている。
著橋本治、樋上公実子
装丁帆足英里子+古屋安紀子
講談社 / 2015年
絵本・児童書