![[現代版]絵本 御伽草子 付喪神](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fbgutgfpjlsaxdprarhhr.supabase.co%2Fstorage%2Fv1%2Fobject%2Fpublic%2Fcovers%2Fc1a79aa6-a705-431b-8370-3301185ae331.webp&w=3840&q=75)
室町期に編まれた御伽草子の一篇を、現代の作家が新たな語りで蘇らせた絵本。古道具や器物が長い年月を経て妖怪へと変ずる「付喪神」の説話を、児童書の体裁に翻案して届ける。生成り色の和紙風地に淡い染みを散らし、中央には炎を背負った巨大な化け猫と、緑色の異形、甲冑のような亀、毬や魚の姿をした器物の妖たちが配される。題字は重みのある明朝で堂々と据え、副題は薄紫の吹き出し状の地にのせて、画面に呪術めいた間を生む。古典の絵巻を思わせる線描と余白の使い方が、説話の異界を子どもの視界に静かに開いている。
著橋本治、樋上公実子
装丁帆足英里子+古屋安紀子
講談社 / 2015年
絵本・児童書