一覧に戻る文学・評論麹町二婆二娘孫一人麹町に暮らす祖母・母・娘三代と、一人の孫。家族の日々と街の時間を、軽やかな筆致で描き継ぐ長編小説。カバーには石造りの門の前に並ぶ五人の女性が手描きのタッチで配され、着物、コート、ニット、うさぎ耳の被り物まで、世代も装いもばらばらのままに肩を寄せ合う。題字は右上から漢字を縦に積み、ふりがなを小さく添えて、絵の余白にそっと収まる。賑やかさと静けさが同居する一枚が、ひとつ屋根の下に流れる複数の時間を、そのまま束ねて見せている。About出版社中沢けい出版年2014年ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画丹下京子