一覧に戻る文学・評論インディゴSetzClemensJ.+犬飼彩乃ある子どもの近くにいると周囲の人間が体調を崩す——〈インディゴ症候群〉と呼ばれる現象を追って、ひとりの教師が国を巡る。オーストリアの作家による、不穏な気配を静かに抱えた長篇。漆黒に星屑のような粒子を散らした地に、タイトルのカタカナが鉱物的なテクスチャを孕んだまま大きく砕け、断片の集合として宙に浮かぶ。読み手の知覚に小さなノイズを差し込むような装丁が、つかみどころのない症候という主題をそのまま視覚化している。About出版社国書刊行会出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Amazonで見る