一覧に戻る文学・評論比島民譚集: フィリピンの島々に伝わる話川上澄生+火野葦平戦時下に翻訳・編まれた、フィリピンの島々に伝わる民譚集。可笑しくも少し残酷で、近くて遠いアジアの口承の手触りを伝える一冊。クラフト紙のような赤茶の地に、白抜きと黒の版画で蛇・鳥・牛頭の人物・草花・島の家々が散らされ、「比島民譚集」の題字も版木のかすれを残したまま画面に組み込まれる。素朴な木版の線が、口伝えで磨かれてきた物語のざらりとした質感をそのまま紙面に立ち上がらせている。About出版社国書刊行会出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁草苅睦子(アルビレオ)Amazonで見る