一覧に戻る文学・評論クラーク巴里探偵録三木笙子二十世紀初頭のパリを舞台に、青年クラークが事件に挑むミステリ連作。異国の街に佇む探偵の像を、装画と書体が静かに支える一冊である。中央には凱旋門を背に立つ茶色のロングコートの青年が描かれ、淡い水彩のような筆致で空と石壁、足元の青く滲む路面が広がる。題字は柔らかな朱色の手描き風で、画面の暖色と響き合いながら主人公の所在を示す。線の繊細さと色の濁りが、異郷で謎を追う者の心許なさと矜持を同時に立ち上がらせる。About出版社幻冬舎出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木大輔(ソウルデザイン)装画こよりAmazonで見る