一覧に戻る人文・思想その怪異はまだ読まれていません3人の人物に取材し、身の回りで起きた不気味な出来事を語ってもらう——そんな枠組みで差し出される、初々しい手触りの怪異譚。淡いベージュとグレーで構成された画面に、水玉柄の布のような塊から複数の腕と手が伸び、白い液体がゆっくり滴る不穏な構図が置かれる。細い縦組みのタイトルと広い余白が、語り口の静けさをそのまま誌面へ移している。端正な意匠の奥でうごめくものが、ページを開く前から気配を立ち上らせる一冊。About出版社KADOKAWA出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル人文・思想Credits装丁森敬太(合同会社飛ぶ教室)装画春日井さゆりAmazonで見る