
気象研究者が、空のしくみを日常の言葉で語り直す気象学入門。彩雲との出会い方、豪雨が起こる仕組み、天気予報の裏側まで、見上げた瞬間の景色を理解するための知識をやさしくほどく。淡い水色の地に、坂道と家並み、自転車を線画で描いた小さな窓を据え、書名はその下に縦組みで置かれる。帯の波紋のような曲線と、淡いピンクの差し色が、晴れと雨のあいだを行き来する空気を運ぶ。空を見上げる時間が少しだけ豊かになる、入門書らしい風通しのよさが装丁にも宿る一冊。
著NursePaul、竹内薫
装丁鈴木千佳子
ダイヤモンド社 / 2021年
科学・テクノロジー