一覧に戻る文学・評論椿ノ恋文小川糸鎌倉の代書屋を舞台に、依頼を受けて代筆する手紙を介して、人の心の機微がゆっくりとほどけていく物語。白地のカバーには細密なペン画が一面に広がり、藍色の細い線が海と遠い島影、傾斜地の家並みや石垣、樹々を静かに編み込んでいる。一本の樹だけが点描で花を散らし、門のかたわらには小さく赤い人影が灯る。タイトルと著者名は椿の色で抜かれ、一通の便りを差し出す瞬間の温度を、広い余白のなかに留めている。About出版社幻冬舎出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画しゅんしゅんAmazonで見る