
ポートランド発のライフスタイル誌『KINFOLK』日本版第4号。「小さくて新しい発見の日々」をテーマに、暮らしのなかの静かな喜びをすくい上げる特集が並ぶ一冊。表紙は上半分を余白の白に預け、細身のセリフ体で大きく誌名を据え、その下に小さな日本語のサブコピーを一行だけ添える構成。下半分には、小さな木製のドールハウスに頭を入れて座る女性のフルカラー写真を配し、デニムシャツ・キャメルのパンツ・板張りの床がやわらかな彩度でまとまる。余白の静けさと、子どもの遊びを思わせる写真のユーモアが交差し、誌のテーマである“発見”を一枚で言い当てている。
装丁飯田将平
装画曽我部恵一
曽我部恵一 / 2015年