一覧に戻る文学・評論愛は時間がかかる植本一子3カ月にわたるトラウマ治療の日々を綴った記録。誰かのつらさに大小はない、という静かな問いが通底する。淡いピンクベージュの地に、眠る乳児の写真が一枚。手足のかたちが幾重にも重なって、寝返りの瞬間を多重露光のように映している。細い明朝の縦組みと広い余白が、ほどけていく時間と、そこに横たわる小さな身体の重さを静かに受け止めている。About出版社筑摩書房出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Creditsカバー写真植本家組版佐々木暁(カレラ)Amazonで見る