一覧に戻る文学・評論ヴェルサイユ宮の聖殺人宮園ありあ戦場帰りの青年士官と、マリー=アントワネットの総女官長。ヴェルサイユ宮を舞台に、二人が宗教画に残された血文字と聖書の切れ端を手がかりに殺人劇の謎へ挑む、第10回アガサ・クリスティー賞受賞作。クリーム地に金と臙脂を効かせた宮殿のアーチを背景に、薔薇を掲げる士官と扇を手にしたドレスの女官長が描かれる。装飾画の隙間を舞う蝙蝠と、題字に重ねられた小さな短剣の意匠が、絢爛のなかに潜む不穏を静かに告げている。About出版社早川書房出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装画坂本ヒメミ(朱猫堂)+next door design扉デザイン大岡喜直(next door design)Amazonで見る