
独立系音楽レーベルを率いる人物への長期インタビューを軸に、音楽の仕事を続けていくための日々の営み——衣・食・住に並ぶ「音」のリアリティを掘り下げた一冊。表紙は鮮やかなミントグリーンを地に、白い紙面へ墨一色で刷ったような版画調のイラストが据えられ、レコードを囲む人物像が素朴な線で描かれる。タイトル文字は手書き風の太い書体で大きく置かれ、帯の赤字と力強い縦組みが画面を引き締める。生活と地続きの音楽、その手触りそのものを装丁が体現している。
著渡邉、良重、高山、なおみ
装丁渡邉良重
リトルモア / 2014年
絵本・児童書