一覧に戻る文学・評論怒りの葡萄〔新訳版〕(下)SteinbeckJohn+黒原敏行大恐慌期のアメリカ、土地を追われた一家が西へと向かう旅路の続きを綴る長篇の下巻。表紙には荒野を奥へ貫く一本の道と、傍らに立つルート66の標識が、油彩のざらついた筆致で描かれる。標識の根元に残された赤い帽子が、通り過ぎていった人々の気配を静かに留める。中央の白い帯に置かれた明朝のタイトルが画面の喧噪を一度静め、希望と疲弊が同じ路面に重なる物語の重さを手元に運ぶ。About出版社早川書房出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁ハヤカワ装画竹本侑樹Amazonで見る