一覧に戻る文学・評論とんずら屋請負帖 仇討田牧大和とんずら」を請け負う者たちを描く時代小説シリーズの一作。題に据えられた「仇討」が、討つ者と討たれる者の影を物語に呼び込む。表紙は浮世絵を思わせる平面的な描線で、雪の舞う川辺に紺の羽織の侍が刀を提げて佇む。傍らに桶、奥に朱の橋、右手に店の格子戸。題字は黄色の短冊に筆文字で縦に据えられ、江戸の冬の静けさが画面を覆う。動き出す直前の張りつめた間が、そのまま閉じ込められている。About出版社KADOKAWA出版年2013年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大武尚貴装画スカイエマAmazonで見る