一覧に戻る文学・評論猫又お双と一本足の館周木律雪山にひっそりと建つ館を舞台に、猫又と人とが交わる怪異譚。和の幻想が静かに立ち上がる一冊。表紙は淡い水彩タッチで、雪景色のなかに寄り添う二人と、雪で形づくられた大小の猫像が並ぶ。タイトルは紫の角括弧で囲まれ、傍らに小さな黒猫の影が置かれて、画面に物語の入口を刻む。雪の白と縁取りの紫が、静謐な情景の奥にひそむ異界の気配をそっと映している。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画げみ(Karon)Amazonで見る