一覧に戻る文学・評論シャイロックの子供たち銀行の支店を舞台に、行員たちのささやかな欲望や軋轢を連作短篇で綴った一作。表紙は丘の上の住宅街を俯瞰したイラストレーション。深い緑の木立に赤い屋根が層をなし、その間を縫う坂道には一台の車と、ぽつりと佇む小さな人影。白く抜かれたタイトルは木陰へ静かに溶け込み、穏やかな街並みの奥にひそむ人々の息づかいを、ゆっくりと浮かび上がらせている。About出版社文藝春秋出版年2008年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁野中深雪装画木内達朗