一覧に戻る文学・評論食べる私平松洋子食べるという日常の営みを通して、私という存在を見つめ直す一冊。表紙には油彩の静物画が広がる。割られたスイカの赤い果肉と黒い種、橙色の果実の断面、土の色をした丸い球根が厚塗りの筆致で重なり、背景には緑の刷毛跡が走る。白い短冊にすっきりと収まる明朝の題字が、絵の濃密な物質感を静かに受け止める。生々しい食材と端正な書体の対比が、食べるという行為の手触りを呼び起こす。About出版社文藝春秋出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子装画Frida KahloAmazonで見る