一覧に戻る文学・評論ペットショップ夢幻楼の事件帳 思い出はいつもとなりに不思議なペットショップ「夢幻楼」を舞台に、訪れる客と動物たちが運ぶ記憶や因縁を解いていく連作短編集。煉瓦壁の店内に静かに佇む二人の青年、棚に並ぶ硝子瓶や鳥籠、白猫や観葉植物といったモチーフが、淡い水彩のタッチで柔らかく描かれる。題字は朱を含んだ和文を縦に組み、装画の落ち着いた灰青と響き合うことで、日常と幻想の境目に置かれた物語の気配を、過剰に語らず一冊の佇まいへと収めている。About出版社KADOKAWA出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画くじょう