一覧に戻る文学・評論白い月の丘で月夜の丘に響く笛の音を巡る、若き三人の物語と読める一冊。表紙では横笛を奏でる少女を中央に据え、その背後で対をなすように二人の横顔が淡く溶け込む。藤色と桜色を基調にした水彩のタッチで、夜空に浮かぶ白い月だけが明るく抜ける。輪郭を二重に縁取るピンクの題字は、月光に揺らぐ音色の余韻そのもののよう。少女のまとう淡紅の衣が、画面全体に柔らかな熱を添える。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画丹地陽子