一覧に戻る文学・評論編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動横山起也編み棒を手にした侍と笠をかぶった連れが、竹林を背に立つ時代小説シリーズの第二作。一つ目小僧をめぐる怪異と人情を描く長編書き下ろし。表紙は淡い緑の竹林をパターン状に敷き、人物の青い羽織や黄の笠を浮き立たせる配色。足元には鳥居と鴉を内に閉じ込めた黒い楕円の影が落ち、明るい上半分との対比で物語に潜む不穏さを示唆する。和の意匠とイラストレーションの軽やかさが、編み物と剣戟という異色の取り合わせを違和感なく束ねている。About出版社KADOKAWA出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂詰佳苗装画丹地陽子Amazonで見る