一覧に戻る文学・評論悩み相談、ときどき、謎解き? (2)占い師が街の人々の悩みに耳を傾けながら、日常の片隅に潜む小さな謎をひもといていくシリーズの第二巻。表紙には、夕暮れに染まる路地の横断歩道を並んで歩く男女が、線のはっきりしたアニメーション的なタッチで描かれる。紫のダウンと白いコート、淡いピンクのマフラーが、青灰色に沈む街並みのなかでやわらかく浮かび上がり、縦組みの題字と丸囲みの巻数が画面の右側を静かに支える。誰かと並んで歩くくらいの距離感で、街角の機微に耳を澄ませたくなる装丁。About出版社成田名璃子出版年2013年ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木亨装画日野かほる