一覧に戻る文学・評論ゆうじょこう明治期、貧しさゆえに遊郭へ売られた少女が読み書きを学び、自らの境遇と向き合っていく物語。鮮烈な朱地を背景に、極彩色の孔雀が羽を大きく広げて画面の上半分を覆い、その懐に抱かれるように青い着物の少女が小さく身を屈めている。流麗な仮名のタイトルと、細く垂直に走る著者名。華やぎと囚われが同じ画面に共在する構図が、彼女たちが生きた世界の二重性を静かに示している。About出版社新潮社出版年2013年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画さやか