一覧に戻る文学・評論バナナタニ園谷郁雄日々の景色を素朴な言葉ですくい上げる詩集。バナナの木に寄り添うワニ、デッキブラシと黄色いバケツ、足だけがのぞく水色のプール——南国めいたモチーフが余白たっぷりの白地に点在し、横長の判型がそのまま庭の見取り図のように広がっていく。手描きの線は太く朗らかで、青・黄・緑の三色だけが軽やかに弾む。タイトル文字は縦組みでまっすぐ、装画と同じ筆致のように佇み、ゆるやかな日常を眺める詩のまなざしと呼応している。About出版社ポエムピース出版年2017年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平+鈴木千佳子Amazonで見る