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幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋
文学・評論

幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋

篠原悠希

中華風の架空王朝を舞台にした長編歴史ファンタジー「金椛国春秋」シリーズの一冊。漠野(砂漠)へと向かう旅路を軸に、宮廷を離れた人物たちの邂逅と運命が描かれる。表紙は水彩のにじみで黄金色の砂塵と藍黒の夜空を対比させ、その境界に薙刀を携えた若者と被衣の人物が静かに立つ。背後には鷹の影と細かな花の意匠が散り、淡彩のやわらかさが武具の硬質さを和らげる。タイトル文字は墨色の明朝で大きく組まれ、画面の幻想性を引き締めている。砂と夜のあわいに立つ二人の姿が、物語の不穏と希求をそのまま視覚化している。

About

出版社
KADOKAWA
出版年
2018
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

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