一覧に戻る文学・評論平安あや解き草紙 この惑い、散る桜花のごとく小田菜摘平安貴族社会を舞台に、宮中に渦巻く惑いや人の心の揺らぎを散る桜花になぞらえて描く長編シリーズの一作。鮮やかな桃色を地に、十二単をまとい盃を手にした女性が静かに佇み、流水紋と桜の花びらが画面いっぱいに散らされる。タイトルは白い色紙状の枠に縦組みで配され、繊細な装画の華やぎを引き締めている。桜の儚さと宮廷絵巻の優美さが、物語の情感をそのまま視覚に置き換えている。About出版社集英社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁関静香(woody)装画シライシユウコAmazonで見る