
スウェーデン生まれの古典児童文学を、新しい訳と装画でよみがえらせたシリーズ第1巻。小さなニルスがガチョウの背に乗り、雁の群れとともに広い空へ飛び立つまでが描かれる。表紙には眼下に広がる緑のパッチワークのような田園を背景に、白い大きなガチョウへまたがる少年と、力強く羽ばたく雁たちが躍動感ある線画と淡い水彩で描かれる。手描き風の柔らかな和文タイトルが画面を斜めに横切り、空の高さと旅のはじまりの胸の高鳴りをそのまま誌面に運び込んでいる。

著ちばあきお、山田明
装丁arcoinc
装画loundraw
学研プラス / 2017年
絵本・児童書