一覧に戻る文学・評論親王殿下のパティシエール4 慶貝勒府の満漢全席篠原悠希清朝の貝勒府を舞台に、菓子作りを通じて主と人々の縁を描くシリーズ第四作。題名が示す満漢全席は、宮廷の華やぎと食卓の細部を物語の核に据えていることを予感させる。表紙は淡い黄を背景に、菓子皿や燭台、花や果実が幾重もの段に重ねられ、清装の人物と西洋風の少女が向かい合う。線の細い彩色と装飾文様は工芸品のような繊細さを湛え、東西の文化が交差する物語の世界をそのまま小さな卓上の祝祭として描き出している。About出版社角川春樹事務所出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁楪葉デザイン装画MinoruAmazonで見る