一覧に戻る文学・評論鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)田牧大和江戸の長屋を舞台に、猫が謎解きに関わる時代小説シリーズの第七作。紫を基調にした背景には扇や花文様、夕暮れの雲があしらわれ、中央では白と灰の縞猫が金色の眼でこちらを見据える。題字は朱赤を用い、和紙風の枠に縦組みで収められて、和の意匠とともにシリーズらしい端正な佇まいを保つ。怪異と日常が静かに同居する、長屋の空気をそのまま一冊に閉じ込めたような装いに仕上がっている。About出版社PHP研究所出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁泉沢光雄装画丹地陽子Amazonで見る